本年度より、名古屋市立高等学校の海外派遣事業が大きく変わりました。北高等学校と名古屋商業高等学校から選ばれた各校２名ずつの生徒は、名古屋市が最も古くから姉妹都市提携を結んでいるアメリカのロサンゼルス市において、８月１６日（月）から８月２５日（木）まで、１０日間の海外研修を行うことになりました。
北高校からは、国際理解コース２年生の女子生徒と、普通コース２年生の女子生徒が選ばれました。名古屋商業高校からは、国際経済科３年生女子生徒と、商業科会計ビジネスコース３年生の女子生徒が選ばれました。
いずれの生徒もロサンゼルス市でのさまざまな交流や体験を楽しみにしています。事前研修では姉妹都市交流の歴史や文化などを学び、充実した交流が実現できるよう準備を進めています。
北高校は、もともとオーストラリアの現地校との長い交流の歴史があり、昨年度からは国際理解コースが設置され、国際理解教育に精力的に取り組んできました。名古屋商業高校は、オーストラリア、台湾、アメリカの高校と姉妹校提携を結び、国際交流が活発であり、国際的視野をもった人材の育成に取り組んできました。
今回の海外研修では、現地校での交流やホームステイのみならず、UCLAやロサンゼルス市役所などの訪問も予定されており、世界的な経済・文化都市であるロサンゼルス市の産業・文化や歴史を学ぶ貴重な機会となっています。この海外研修を通して相互理解と友好親善を促進し、いっそう交流を深め、帰国後はさまざまな機会をとらえて研修成果を発表することで、多くの生徒にその成果を還元していってくれることを期待しています。
最後に、このような海外派遣事業に対して一方ならぬご支援とご尽力を賜りました名古屋市教育委員会をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げご挨拶といたします。
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