国内旅行業務取扱管理者試験合格
2022/11/17
国内旅行業務取扱管理者試験(国家資格)に2名合格!
高校在学中に、専門学校レベルの高度な専門知識が身につきます!
「課題研究」の授業で観光を学び、国内旅行業務取扱管理者試験を受験した3年生の生徒2名が、二人とも見事合格しました。この試験は旅行業法に基づき実施される国家試験で、旅行業者は各営業所ごとに「旅行業務取扱管理者」を1名以上選任して、一定の管理及び監督業務を行わせることが義務付けられています。旅行に関して豊富な知識を有するエキスパートであり、観光庁長官から与えられる旅行業界で唯一の国家資格です。この資格は、旅行会社、ホテル、鉄道会社、航空会社、フェリー会社、バス会社、観光案内の窓口、、公務員(地域活性化担当)などの仕事で活かすことができます。
試験は、旅行業法、旅行業約款、運送約款及び宿泊約款、国内旅行実務(観光地理、JR・貸切バス・フェリーなどの運賃計算、宿泊料金計算など)が出題されます。次の問題は観光地理の出題例です。
(1)猪苗代湖の北側にそびえる火山で、ふもとにはその噴火によってできた桧原湖や五色沼などが点在する山は、次のうちどれか。
ア、筑波山 イ、男体山 ウ、榛名山 エ、磐梯山
(2)対岸の島とつなぎ、コバルトブルーの海の上に延びた 本の道にも見える景勝地であることから、CMや映画のロケにも使われた下関市の北部にある橋は、次のうちどれか。
ア、古宇利大橋 イ、九重"夢"大吊橋 ウ、西海橋 エ、角島大橋
合格した生徒から、1・2年生へのメッセージ
商業科 流通ビジネスコース3年
この資格の合格を知ったときは大きな達成感を味わうことができました。合格までの道は長く、忙しい日々が続きました。特に観光名所を覚える作業は大変で、先生が作ってくださったアプリを活用し、隙間時間を利用して一生懸命勉強しました。それでも過去問や模擬問題を解いた際には中々合格点には届かず、苦労しました。しかし、回数を繰り返して対策していると次第に分かるようになり、できた時の達成感も味わうことができました。この国内旅行取扱管理者資格は国家資格で、就職や転職にも有利になります。1・2年生の皆さんも是非チャレンジしてはいかがでしょうか。
商業科 オフィスビジネスコース3年
高校生活最後の夏休みを有意義に過ごしたいと思い、受験を決意しました。週2時間の授業だけで取得することは難しく、夏休み中に補習を受けたり、専門学校にも伺い学習をしました。就職活動との両立がとても大変でしたが、登校中の電車や休み時間などを有効活用することを心がけ無事合格することができました。
3科目から成り立っており出題範囲がとても広いため、覚えることが多く苦労しました。しかし、過去問を繰り返し解き、正解していた時は達成感を感じられ、勉強することが楽しくなりました。
国内旅行業務取扱管理者の勉強をすると自分が知らなかった日本の魅力あふれる観光地をたくさん知ることができます。試験に出やすいところを先生が分かりやすく教えてくださるので合格しやすいと思います。国家試験を受けて自分の可能性を広げてみてください。